まずはCOE申請の流れをざっくり紹介
COE(入国許可証)申請は、COE申請専用サイトで行います。
まずは、COE申請に必要なもの・申請の流れをざっくり把握しましょう。
COE申請時に必要なもの
COE申請時に必要なものは、以下4つです。
2.ASQホテルの予約確認書※英文
3.往復航空券の予約確認書※英文
4.コロナ対応保険の医療保険証※英文
COE申請1段階の内容
COE申請は、おおきく2段階にわかれます。
COE申請1段階は、おもに個人情報確認と保険の確認のステップです。
2.渡航日
3.コロナ対応保険の書類アップロード
COE申請2段階の内容
COE申請2段階は、ASQホテルや航空券などの詳細を登録するステップです。
2.ASQホテルの住所・予約確認書
ざっくりこんな流れです。
つまり、COE申請1段階の時点で、渡航日決定&コロナ対応保険に加入している必要があります。
なにより、渡航日を確定させなくては、コロナ保険の開始日も指定できませんし、ASQ・飛行機も予約できません。
そしてASQが空いてない・飛行機が欠航となれば、再申請という事態に。
面倒を避けるためにも、コロナ保険・ASQ・航空券はいっぺんに取得することをおすすめします。
COE申請の具体的な手順をスクショ画像付きで解説
まずは、COE申請専用サイトにアクセスします。
まずは、海外旅行者を選択しましょう。
言語は英語を選択。
画面一番下にでてくるボックスに、チェックを入れて次へ進みます。
ノービザなら「Medium Term Visitor – Visa Exemption」
まずは日本を選択。
そして、担当の大使館(東京・大阪・福岡)を選びます。
大使館については、申請を担当してくれるところになるだけなので、どこでもOKです。
何かあったら行ける場所を選択しておくといいでしょう。
そして、ビザ選択の欄が注意点。
ノービザ入国の方がこの「ビザ選択」を間違ってしまい、申請がうまくいかないことが多発中です。
ノービザの場合は、「Medium Term Visitor – Visa Exemption」です。
Visa Exemptionとは、ビザ免除のこと。
ノービザ滞在の人のビザ選択に関して、在東京タイ王国大使館HPにて明確に記載されています。
2020年12月22日以降で、観光目的とする45日以内の滞在であれば、VISA免除が認められます。入国許可書(Certificate of Entry)の際は、カテゴリー11番(Category 11: Medium Term Visitor – Visa Exemption)を選択し、(https://coethailand.mfa.go.th/) からご申請ください。
ここで違うビザの種類(たとえば、ノービザと内容が似ているTRビザ)を選択すると、有効なビザを入れる欄が後々出てきてしまいます。
ノービザでタイ入国する人は、必ずMedium Term Visitor – Visa Exemptionを選択してください。
選択完了したら、緑色のRegisterをクリックして進むと、以下の画面がでるはずです。
これはCOE申請しますよ~という合図と思ってください。
Confirmを押して次へ。
個人情報を入力していく
ここからいろいろ入力しますが、ひとつひとつこなしていけば大丈夫。
スクショ画像は例で、実際の申請時のものを再現しています。
空欄の部分は、基本的に未入力でOKです。
画像と照らし合わせて確認しながら、入力を進めてください。
パスポートの種類は、「Ordinary(一般旅券)」
パスポートの種類は、たいていの人であれば「Ordinary(一般旅券)」です。
ほかの項目は、国の仕事をしている人が持っているパスポートのこと。
Official(公用旅券)、Diplomatic(外交旅券)、Travel Document(渡航書の人など)です。
expected date of travel(if any)は渡航予定日
expected date of travel(if any)は、渡航予定日です。
タイに行く日を入れます。
電話番号の書き方は、頭の0の部分を「+81」に
日本の電話番号を海外表記する場合は、頭の0の部分を「+81」に置き換えます。
たとえば、「090-1234-5678」なら「+8190-1234-5678」となります。
住所を英語表記にするときの便利ツール
日本の住所を英語表記に簡単変換するときは、以下の自動変換ツールが便利です。
Contact details in Thailandはタイにある家の住所(ASQではない)
Contact details in Thailandは、タイの家の住所で、ASQホテルの住所ではありません。
ひとまず入れないで申請して、もし「タイの住所を入れて」と返答が来た場合は、ASQ後に泊まるホテルを取り急ぎ予約して情報を入れましょう。
パスポートとコロナ保険の書類をアップロード
パスポートとコロナ保険の書類をアップロードしましょう。
枠内に書類をドラッグ&ドロップして、その下に小さく出ているマーク(アップロードボタン)押さないと、反映されないので注意してください。
すべて入力が終わったら、SAVEを押して返答メールを待ちます。
申請結果を確認するとき
COE申請の結果を確認するときは、再度COE申請専用サイトにアクセスします。
国や日程などを入れずに、虫眼鏡マークをクリック。
すると、6桁の数字を入れる画面がでてきます。
パスポート番号と名前と、6桁の数字の入力画面が出てきます。
この6桁の数字は、Royal Thai Embassyから送られてくるメールに記載されています。
登録時のメールアドレス宛に来るので、チェックするようにしましょう。
6桁の数字は、COE申請のログインナンバーのようなものなので、大切に保管してください。
ちなみに、申請審査中は何度チェックしても「×」が出てきます。
申請後、「あれっ、何て書いたっけ……」と見返したくても審査中は見れません。
必要に応じてスクショやメモをとるようにしましょう。
Royal Thai Embassyからメールが来たあと
Royal Thai Embassyからメールが来た内容に従って、不足書類アップロードもしくはCOE申請第2段階に進んでください。
COE申請第2段階では、ASQホテルの住所・往復航空券予約確認書など、詳細を追記・アップロードしていきます。
COE申請完了後は、メールからCOE許可証をダウンロード&出力する
COE申請のすべてが完了&OKが出たら、Royal Thai Embassyからメールが来ます。
タイ入国時に使用するCOE許可証は、紙で持参しなくてはいけません。
COE許可証は、メールのリンクからのみダウンロードできます。
COE申請用サイトから、COE許可証ダウンロードはできないので注意!
メールのリンクからCOE許可証をダウンロード&出力をして、紙面で手元に用意しておきましょう。
COE申請時のよくあるトラブルQ&A
COE申請によくあるトラブルをQ&A形式で紹介します。
実際にSNSで質問していたり、私自身に質問がきた内容です。(私自身も悩んだ箇所もあります)
Q1.ビザを添付しろって言われるけど、ノービザ渡航だからビザなんてない!
Answer.そりゃそうだ、ノービザですもん!
これは、COE申請の最初の選択で観光ビザ(TR)などのビザが必要なものを選んでいる場合がほとんどです。
ノービザの方は、「Medium Term Visitor – Visa Exemption」を選択しましょう。(Visa Exemption=ビザ免除のことです)
Q2.書類がアップロードできない!
Answer.書類のサイズ・ファイル形式を確認しましょう。
書類サイズは、1つのファイルに対して10MBまでと指定されています。
ファイル形式は、jpg, jpeg, gif, png, pdf, doc, docx, csv, xlsx, xlsです。
アップロードできるファイル数は、15個までと上限があります。
Q3.タイの住所を入れろって言われるけど、タイに家なんてない!
Answer.コンドとか保持してれば別ですが、ノービザ滞在するくらいなら家なんてないですよね。
私もタイに家はなく、ホテル暮らしをする予定でした。
私のケースですが、「タイの住所を入れろ」と、1段階目の申請のお返事メールで言われたんです。
これ、ASQホテルの住所ではなく、タイで住む家の住所のこと。
つまり、もし「タイの住所を入れろ」と返答がきたら、ASQ終了後の日からノービザ期間中の滞在ホテルを新たに予約して、住所を取得する必要があります。
ちなみに、タイの住所がCOE申請時に必要かどうか、人によって変わるようです。
COE申請時にタイの住所登録を逃れることができても、タイの空港で入国審査するときに聞かれます。
あらかじめ、キャンセル無料のホテルをとっておくと安心です。
Q4.タイの個人の電話番号が必要だと言われた!
Answer.これ、私もそうでした。
タイの個人の電話番号なんて持ってない!
050の番号は持っていたのですが、タイの電話番号を求められました。
私は、取り急ぎアプリを使ってタイの電話番号を取得して追加申請するとOKがでました。
使ったアプリは、iphoneのAppStoreでLINKと検索して出てくるゴリラのやつです。
370円でタイの電話番号が取得できます。
私が2021年1月にCOE申請したときは約10日かかった(時系列で紹介)
私が2021年1月にCOE申請したときの、申請完了までの流れを時系列で紹介します。
1月3日
コロナ保険の申し込み&支払い。
1月4日
コロナ保険取得。
ASQ・往復航空券を予約。
初のCOE申請(第1段階)。
1月5日
英文のASQ・往復航空券予約確認書を取得
COE申請(第1段階)から「不足情報あり」とのことでメッセージがきて、情報追加し再申請
1月7日
COE申請(第1段階)からOKが出たので、第2段階の申請に進む
1月13日
COE申請(第2段階)のOKが出る、これでCOE申請終了!
COE申請(第1段階)で情報追加とのことで寄り道してしまいましたが、それでもトータル約10日でCOE取得できました。
早ければ1週間もあればCOE申請がすべて終わるのではないでしょうか。
ただ、混雑状況にもよると思うので、余裕をもってCOE申請することをおすすめします。
COE申請、面倒なのは最初だけ。意外とアッサリ終わる!
COE申請の具体的な手順とよくある悩みを紹介しました。
新型コロナウイルス感染症の影響により、入国のハードルが高い時期です。
しかし、いざCOE申請をすると、意外とアッサリ終わったというのが正直な感想。
パパっと書類を集めて、サクッと申請できます。
COE申請時に必要なコロナ対応保険で、安くて安心で私も実際に申し込みした保険を、以下の記事で詳しく紹介しています。
タイへ行きたいんだけど、コロナ保険ってどれがいいの? タイで認められているコロナ保険について、価格と特徴をまとめたよ。 タイのコロナ保険、おすすめは「Dhipaya Ins[…]
料金が安くてキャンセル無料のASQホテルを予約する方法はこちら。
コロナウイルス感染症予防対策のため、タイ入国後は隔離が必須! 隔離ホテルのことを「ASQホテル」呼ぶよ。 そこで、お得で安いオススメのASQホテルの探し方と、私が予約した値段を相場[…]
格安でタイ往復の航空券を取得したい人は、以下がおすすめです。
タイへの飛行機は、ZIPAIR(ジップエアー)がおすすめ! 2021年1月にタイ渡航をしたんだけど、コロナ禍でもバッチリ飛んでくれた。 安くて設備も新しく快適そのもの。CAさんの対応にも本[…]
COE申請の基礎知識と、COE申請後タイ入国までに必要なものは以下をご覧ください。
コロナ禍でタイ入国するなら、COE申請をしないといけないの。 なにそれ!何が必要なの? 実際にCOE申請して、約10日で通ったときの流れを紹介するね! タイ入国前は、COE([…]
無事COE申請が終わってタイ入国できるよう、全力で応援してます!